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中等症以上の弁膜症と診断したら、一度専門医へ紹介を。

僧帽弁狭窄症をはじめとした弁膜症の治療に関しては、ガイドラインを遵守していただければと思います。

 

弁膜症の手術を日常的に行っていない施設で、弁膜症の診断となった患者に関しては、中等症以上のものは、早い目に紹介したほうがいいように思います。

手術が必要な弁膜症は、冠動脈疾患や心房細動ほど多くないので、一般の病院の循環器内科の先生方は慣れていない可能性があります。そのため、早い段階で弁膜症の手術を日常的にしているような施設の循環器内科へ紹介しておいたほうがいいと考えています。各弁膜疾患に合わせた特有の原因や合併症に対する対応や精査、内服の調整などを慣れているからこそできることもあります。

 

ただ、紹介したほうがいいと考える最も大きな理由は、一般的な病院の、循環器内科医および生理検査技師が弁膜症を診断するための経験が圧倒的に足りていないということです。


弁膜症は、主にエコーでの診断になりますが、それぞれの重症度評価に必要な測定やその値が、評価に利用するの十分なレベルできちんと計測されているかどうかが非常に重要です。どの値はきちんと測定できて、どの値はどういう理由で参考値程度にしなければならないという判断も必要です。
それらを明確に意識して弁膜症を評価できる技師が少ない、それらをきちんと評価し、指導できる循環器医師が相当少ないのが、現実だと思います。


そのため、弁膜症に関しては、手術の適応はないが、少なくとも中等症以上はあるというものに関しては、一度弁膜症の手術を日常的に行っている病院の循環器内科に紹介するほうがいいと思います。

 

個人的な意見ですが。